ホンダロックの下請けから事業がスタートしたシンコー精機も今年で40年。
現在は県内唯一の製造技術を持ち、人工透析や輸血に使用する特殊な注射針に付随する樹脂成形品などの製造をおこなっています。
そんなシンコー精機の専務取締役である斎藤勝治さんに、自社の魅力などについて伺いました。
工場拡大と社員の親睦
―今後の展開などあれば教えてください。
斎藤:まずは今の敷地内に新工場を設立する時期が近づいているということです。ありがたいことに、受注は右肩上がりで現在の工場では手狭になってきました。幸いに土地は余っているので工場を設立すれば、さらに人員が必要になり、雇用にも一層力を入れていきたいですね。
―スタッフを雇用している上で大切にしている取り組みなどありますか?
斎藤:福利厚生については全て取り入れていますし、産休・育休の実績もあります。他には、会社のすぐ隣がパークゴルフ場になっているので、年に1回、希望者を募ってパークゴルフ大会とBBQを開催し、社員の親睦を図っています。
また、これは個人的な意見になりますが、工場内で自然の恵みをいただけるというのは面白い特徴だと思っていますよ。
工場周辺が竹に覆われているので、春にはタケノコが取り放題、秋には天然のアケビも収穫することができます。また、会社が少し高台になっているので自然災害による影響は少ないのではと思っています
これからも、スタッフが少し肩の力を抜いた働き方ができるように私もサポートしていきたいです。